元文三年(1738年)創業の老舗酒蔵
千代菊株式会社は
岐阜県羽島市に位置し
黒船が日本に来ていた頃から
お酒造りを行なっています
蔵元、杜氏、蔵人が一丸となって
丹精に心をこめて
醸し続ける非凡なる
「平凡の銘酒」
を作りつ続けてきた
創業約300年を迎える老舗なのです
鵜飼で名高い日本三大清流
「長良川」の地下128mの井戸から
汲み上げた水を使用しています
毎年醸造用水の検査をしていますが
「軟水」で「無菌」のお水です
そのため醗酵のスピードは
ゆっくりになり
もろみ日数は長くなりますが
酸度が低く口当たりがソフトで
上品な味わいのお酒になります
3種類の原料米
(一般米:五百万石:有機日本晴)
3種類の精米歩合
(70%:65%:48%)
で作ったため
出来上がりも特徴のある3種類に
することができました
鵜飼で有名な長良川は
その上流にダムをもたないことも
大きな特徴です
延々158kmの流れは、岩に砕け
瀬を下りながら
よどみなき大河を形成する一方
清浄このうえない地下水を
この地一帯にもたらしています
昔から、「清酒は米と水」
と言われるように
水の良し悪しは酒の良し悪しに
直接大きな影響を与えます
千代菊の特徴
千代菊の最大の特徴は
「有機米」を使用した日本酒
だということです
有機米とは
化学肥料や農薬、遺伝子組換えを
行なっていないお米のことで
体にも環境にも
優しいお米になりますお水は
地下128mから汲み上げた
”長良川の伏流水”を使用しています
この伏流水がカルシウムや
マグネシウムの含有量が
少ない軟水のため酒質も
「やわらかな口あたり」
を持つものになります
日本だけでなく
世界で日本食ブームが来ている
昨今ジャパニーズフードとして
寿司などが世界に認知されている中
和食と最も相性の良い「日本酒」は
和食ほど世界へ広まっていない
という現状があります
2013年に「和食」が
無形文化遺産へ登録され
以前から注目を浴びていた日本食が
この登録をきっかけにより
世界に知られる
きっかけとなりました
同じように昔から
和食と一緒に歴史を
刻んできた日本酒は
それほど認知度が高くなく
どちらかというと
敬遠されがちなお酒でした
和食には、清酒、醤油、味噌、
みりんなどの調味料は欠かせません
洋食を作る過程で
ワインが使用されるのと一緒で
和食にも清酒を使って調理をします
洋食と一緒に飲むお酒と言えば
ワインと思い浮かべる方が
多いように
和食も日本酒と合うように
昔から作られているのです
和食だけではありません
最近では、日本酒は海外の料理とも
相性が良いことが知られ
特にフランス料理との相性が
良いとされています
海外で清酒として日本酒が
製造されているケースもありますが
千代菊は伝統のある日本でしか
作れない、歴史深い日本酒を
世界に広めたいと考えています
その一歩としてこの
長良Bleuシリーズを
手に取っていただきたい
そして、日本酒の魅力を
味わっていただきたい
そんな思いで我々一同
このお酒を作ってまいりました
千代菊の酒造りの特徴の一つに
小造りと大造りの
造り分けがあります
小造りは、洗米、
酒母造り、麹造りを全てを
徹底した手造りで行います
今尚、手間のかかると言われる
蓋麹法での麹造りも続けております
大吟醸・純米吟醸・吟醸・純米の
造りはこの手造りで行います
昔ながらの千代菊伝統の酒造りを
次代にもしっかり受け継いで
参りたいと考えております
長良Bleuシリーズの製造者である合同会社マベリックは、これまで日本のお酒を中国をはじめとする海外に輸出をしてまいりました。
今回コロナによって多くの業界がダメージを受けておりますが、その中でも外食産業で飲んでいただいてた日本酒は深刻なダメージを受けている業界の一つでもあります。
多くの酒蔵が窮地に立たされていることを受け、千代菊に開発 生産を依頼し 弊社リスクでお酒を造っていただくことで、些細な力ではありますが、日本の酒文化の力になれればと考え、千代菊さんとのコラボ商品を販売することになりました。
ぜひ皆様に応援していただき、日本の酒文化を世界に再度認識してもらう一歩目を 皆様と踏み出せればと考えております。よろしくお願いします。