日本酒をもっと身近に感じてほしい。もっと気軽に楽しんで飲んでほしい。
そんな思いから3種類(長良Bleu.C:長良Bleu.V:長良Bleu.P)のお酒を作りました。
地下128mから汲み上げる清流長良川のミネラルを適度に含んだ伏流水は、質のいいもろみを造るのに最適で、このもろみがまろやかな舌触りとすっきりとした喉越し生み出してくれます。
鵜飼で名高い日本三大清流「長良川」の地下128mの井戸から汲み上げた水を使用しています。毎年醸造用水の検査をしていますが、「軟水」で「無菌」のお水です。そのため醗酵のスピードはゆっくりになり、もろみ日数は長くなりますが、酸度が低く口当たりがソフトで上品な味わいのお酒になります。
3種類の原料米(一般米:五百万石:有機日本晴)、3種類の精米歩合(70%:65%:48%)で作ったため、出来上がりも多様な3種類にすることができました。ぜひご堪能ください。
戦国のロマンを今も感じさせる金華山と山頂にそびえる岐阜城を背景に、名水100選に選定されている清流長良川でぎふ長良川の鵜飼は行われています。
漆黒の闇の中、赤々と燃える篝火を川面に映し、鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる古典漁法「鵜飼」は、現在を忘れ千古の昔にタイムスリップしたような幽玄の世界へと誘います。
鵜飼は鵜匠が鵜をあやつり魚を捕える漁法で、およそ1300年の歴史があり、時の権力者たちに保護されてきました。織田信長は「鵜匠」という地位を与え鵜飼を保護したと言われており、徳川家康はたびたび岐阜を訪れ鵜飼を見物、保護し、岐阜でつくらせた鮎鮨を江戸まで運ばせました。
また、鵜飼は多くの文化人にも愛され、松尾芭蕉は岐阜を訪れた際、鵜飼を見物し「おもうしろうて やがてかなしき 鵜舟かな」という句を残したほか、名優チャールズ・チャップリンは2度鵜飼見物に訪れ、すばらしいと絶賛したと言われています。
長良川の鵜匠は6人で正式な職名は宮内庁式部職鵜匠といい、代々世襲で親から子へとその技が受け継がれています。
長良川の鵜飼用具一式122点は、国の重要有形民俗文化財に、長良川の鵜飼漁の技術が、国の重要無形民俗文化財に指定されています。鵜匠が鵜をはげます「ホウホウ」という掛け声や舟べりをたたく音が「日本の音風景百選」に選ばれています。
長良川は、岐阜県郡上市の大日ヶ岳に源を発し、三重県を経て揖斐川と合流し、伊勢湾に注ぐ木曽川水系の一級河川である。濃尾平野を流れる木曽三川のひとつ。なお、下流の一部では愛知県にも面し、岐阜県との県境を成している。四万十川・柿田川とともに「日本三大清流の一つ」と呼ばれる。
岐阜県岐阜市ならびに関市の長良川河畔における長良川鵜飼は、日本で唯一の宮内庁式部職鵜匠による鵜飼い(御用鵜飼)です。
鵜飼で有名な長良川は、その上流にダムをもたないことも大きな特徴です。
延々158kmの流れは、岩に砕け、瀬を下りながら、よどみなき大河を形成する一方、清浄このうえない地下水をこの地一帯にもたらしています。
昔から、「清酒は米と水」と言われるように、水の良し悪しは酒の良し悪しに直接大きな影響を与えます。このことは、昔から良水のあるところに銘醸地が誕生しているということからも明らかです。
千代菊は、木曽川と長良川に挟まれた羽島市にあります。この地域では、比較的浅い井戸の場合は木曽川水系の水、そして地下100m以上になると長良川水系の水、さらに200m以上掘り下げると揖斐川水系の水となると言われています。
千代菊の酒造用水は、地下128mから汲み上げる清流長良川の伏流水です。カルシュウムなど、無機質を適度に含んだ清らかなこの名水が、千代菊ならではのまろやかさを生み出しています。
長良Bleu.C(Clair クリア すっきり) 720ml
長良Bleu.V(Vrai ヴァイ 本物) 720ml
長良Bleu.P(Pur ピュア 純粋) 720ml
ワインを思わせるようなデザインにし、日本だけでなく、他国でも愛される商品のイメージをコンセプトに作りました。
瓶を手に取り商品の中身を想像できること。清らかで、まろやか、のどをスッキリと流れ落ちるイメージを感じることができるネーミングにしました。
全体のカラーから「青(Bleu)」シリーズとし、お洒落な印象のフランス語を使うことで大人のイメージを考えました。
「Bleu」はフランス語で「青」そして、①Clair クリア(すっきり) ②Vrai ヴァイ(本物)③Pur ピュア(純粋) 。それぞれの頭文字を使用しました。
この千代菊に入社して1年目という私ですが、「日本酒がすき」という気持ちで地元岐阜県の酒蔵で働きたいと思いでご縁があり現在に至っております。
千代菊は昔から岐阜の地で地域に根ざした酒蔵だと感じております。
時代と共に歩んできた歴史のなかで、近年では一般の方達と一緒に羽島の田んぼでお米を栽培するイベントを行い、アイガモ農法の有機米を使って醸したお酒を扱うなど、温かなふれあいや地域への愛があります。
入社してわかったことですが、酒蔵としての千代菊が目指すのは、 “平凡の銘酒”です。このフレーズは、1924年に14代目が千代菊のあり方を後世に伝えるためにつけたそうです。
平凡とは、『ありきたりでつまらない』という意味では決してなく、『生活の中にとけ込み、いつの時代にも愛される』ということ。
仕事の後や休日に癒しの一杯として『千代菊』を楽しむ、父が飲んでいる姿を見て、子も『千代菊』を手に取る。飾ることなく、日常で飲まれ、次世代に自然と受け継がれるお酒でありたい
この思いが今の時代へ生きるようチャレンジし続ける社員でありたいと思っています。ひとつひとつ丁寧で、考えて仕事が出来るように努力したいです。
また、元気で笑顔の姿で携わっていきたいです。
昔から、「清酒は米と水」と言われるように、水の良し悪しは酒の良し悪しに直接大きな影響をあたえます。昔ながらの味わいの、飲み飽きしない酒造り。清流長良川の伏流水を用い良質な原料米を選択し、厳冬期に蔵人が丁寧に低温発酵で丹念に酒造りをしております。
長良Blue 端麗からくちは、クセのない素直な味わいで、飲み飽きしないお酒として親しまれております、やや辛口の味わいはひや、燗で美味しく楽しんでいただけます。
長良Blue 有機純米酒は、有機JAS認定米を100%使用した純米酒で、長良伏流水の柔らかな口当たりと、有機栽培日本晴のふくよかな米の旨みが感じられます。
2017年から4年連続名古屋国税局 酒類鑑評会 純米酒部門 優等賞を頂きました。冷やして呑んでいただくと、スッキリとしたキレの味のある呑みやすい純米酒として。燗にしてい呑んでいただきと、ふっくらと柔らかな米の旨みを感じることができます。
長良Blue 純米吟醸は、厳寒の時期、杜氏と蔵人たちが丹精込めて手作業で熟練の技で醸し上げた純米吟醸酒です。上品な吟醸香、ふくよかな味わいと口当たりで好評です。冷やして呑むと、柔らかな吟醸香とスッキリとした呑み口が楽しめます。ぬる燗で呑むと、ふくよかな米の旨みが口の中に広がります。
日本だけでなく、世界で日本食ブームが来ている昨今。
ジャパニーズフードとして寿司などが世界に認知されている中、和食と最も相性の良い「日本酒」は和食ほど世界へ広まっていないという現状があります。
2013年に「和食」が無形文化遺産へ登録され、以前から注目を浴びていた日本食がこの登録をきっかけにより世界に知られるきっかけとなりました。
ですが、同じように昔から和食と一緒に歴史を刻んできた日本酒はそれほど認知度が高くなく、どちらかというと敬遠されがちなお酒でした。
和食には、清酒、醤油、味噌、みりんなどの調味料は欠かせません。
洋食を作る過程でワインが使用されるのと一緒で、和食にも清酒を使って調理をします。
洋食と一緒に飲むお酒と言えばワインと思い浮かべる方が多いように、和食も日本酒と合うように昔から作られているのです。
和食だけではありません。最近では、日本酒は海外の料理とも相性が良いことが知られ、特にフランス料理との相性が良いとされています。
海外で清酒として日本酒が製造されているケースもありますが、千代菊は伝統のある日本でしか作れない歴史深い日本酒を世界に広めたいと考えています。
その一歩としてこの長良Bleuシリーズを手に取っていただき、日本酒の魅力を味わいながら知ってもらいたいです。
千代菊株式会社は岐阜県羽島市に位置し、黒船が日本に来ていた頃、元文三年(1738年)からお酒造りを行なっています。
蔵元、杜氏、蔵人が一丸となって、丹精に心をこめて醸し続ける非凡なる「平凡の銘酒」を作りつ続けてきた2020年に創業282年を迎えた老舗なのです。
千代菊の最大の特徴は、「有機米」を使用した日本酒だということです。有機米とは、化学肥料や農薬、遺伝子組換えを行なっていない(有機栽培で育てられた)お米のことで、体にも環境にも優しいものになります。
お水には、地下128mから汲み上げた”長良川の伏流水”を使用しています。この伏流水が軟水(カルシウムやマグネシウムの含有量が少ない水)のため、酒質も「やわらかな口あたり」を持つものになります。
千代菊の酒造りの特徴の一つに、小造りと大造りの造り分けがあります。 小造りは、洗米、酒母造り、麹造りを全てを徹底した手造りで行います。 今尚、手間のかかると言われる蓋麹法での麹造りも続けております。 大吟醸・純米吟醸・吟醸・純米の造りはこの手造りで行います。 昔ながらの千代菊伝統の酒造りを次代にもしっかり受け継いで参りたいと考えております。
大造りは、蒸米以後は出来る限り原料米に直接手を触れず、雑菌を排除して安定的な酒質の酒造りをしようという考えに基づいた酒造りです。 主に、本醸造酒・普通酒はこの大造りで醸造しています。
長良Bleuシリーズの製造者である合同会社マベリックは、これまで日本のお酒を中国をはじめとする海外に輸出をしてまいりました。
今回コロナによって多くの業界がダメージを受けておりますが、その中でも外食産業で飲んでいただいてた日本酒は深刻なダメージを受けている業界の一つでもあります。
多くの酒蔵が窮地に立たされていることを受け、千代菊に開発 生産を依頼し 弊社リスクでお酒を造っていただくことで、些細な力ではありますが、日本の酒文化の力になれればと考え、千代菊さんとのコラボ商品を販売することになりました。
ぜひ皆様に応援していただき、日本の酒文化を世界に再度認識してもらう一歩目を 皆様と踏み出せればと考えております。よろしくお願いします。